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任意整理は自分でできる
って本当?

現在借金問題で困っていて、出来ることなら周りに知られることなく、自分で解決したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

債務整理の方法の中でも、任意整理は債権者との話し合いによる合意によって行われ、裁判所の介入がありません。そのため法的な制限が少なく、負担の少ない方法です。

 

では、もし任意整理を自分一人で行いたいという場合、実際には可能なのでしょうか。

ここでは自分で任意整理を行う場合の必要な手続きの流れと、メリット・デメリットを解説します。

任意整理とは

任意整理とは裁判所を介さず、債務者と債権者との話し合いによって、返済の期間の緩和や将来利息をカットしてもらい、現実的に完済可能な新しい条件での和解を目指す手続きです。

裁判所の関与が必須である個人再生や自己破産といった方法に比べると負担が軽く人に知られず行うことが出来る債務整理です。

 

※債務整理の各方法の特徴とメリット・デメリットの比較はこちらの記事でも詳しく解説しています。↓下記コラムを参照。債務整理の4つの種類 - 習志野市などで債務整理のご相談なら津田沼・千葉債務整理相談室 (legalmot.jp) 

 

つまり、任意整理は簡単に言ってしまえば業者との交渉次第ということですので、手続きを行うことに特別な資格は必要ありません。

そのため、代理人になれるのは認定司法書士と弁護士に限られますが、

法的な制限という意味だけで言えば、自分で行うことも可能です。

自分で行う任意整理-必要な手続き

では、実際に任意整理を自分で行った場合の手続きの流れを大まかに説明します。

 

業者に取引履歴の開示を請求する

過払い金の引き直し計算

計算結果をもとに返済プランの立て直し

業者への連絡、交渉

和解出来たら和解書を作成、取り交わし

 

上に挙げた①~⑤については、司法書士に依頼した場合は原則すべての手続きを司法書士が行います

ふつうは専門家が行うことを全て自分でやることになるので、やはり負担はかなり大きくなります。

ひとつひとつの手順を詳しく見ていきましょう。

①業者に取引履歴の開示を請求する

貸金業者は、利用者から取引履歴の開示を請求されたら、貸金業法に従いそれに応じる義務があります。請求には応じてくれるでしょう。

方法は業者ごとに異なり、所定の請求書がある場合もあります。ホームページや店頭、電話での問い合わせにて確認しましょう。

 

専門家からの請求でない場合、業者によってはわざと時間をかけてくることもありますので注意が必要です。

 

また、自分で開示請求を行っても、現在の借金についての取り立ては止まらず続きます。

 

司法書士に依頼した場合は、司法書士から業者に受任通知を送った時点で、手続きが完了するまで債務者に対しての取り立てを行うことはできなくなりますので、目下苦しめられている取り立てから解放されます。

②過払金の引き直し計算

業者から取引履歴が開示されたら、それをもとに過払い金が発生していないかを算出します。自分で行うと、見落とし誤りが起こりやすいポイントです。

③計算結果を元に返済プランの見直し

計算結果をもとに現在の借金の正確な残額を出し、現実的に返済可能な分割回数を再計算しましょう。

遅延損害金が発生している場合は、それもカットできないか交渉可能ですが、応じてくれるかは交渉と相手次第です。

それらをもとに、業者へ送る和解案を書面にして作成します。

④業者への連絡・交渉

和解案を作成しても、業者がどの程度応じてくれるかは分かりません。

注意しておきたいのは、司法書士や弁護士からの交渉でない限り、そもそも全く応じてくれない業者も中には存在するということです。

根気強く業者への連絡を続けるか、裁判所を介した特定調停を行い、強制的に裁判所に出頭するかたちで交渉するしかありません。

 

また、交渉に応じてくれた場合でも、多くの場合は専門家を介した時よりも和解条件が悪くなってしまいます。

⑤和解書を作成

和解した内容を和解書にて取り交わします。内容はよく確認してサインしましょう。

特に「もし再度支払いが遅延してしまった時のペナルティ」に関しては、厳しめの条件になっていることもありますので、確実に内容を確認しましょう。

任意整理を自分でする場合の
メリット・デメリット

任意整理を自分で行うメリット

専門家費用がかからない

任意整理を自分で行った場合、かかるのは郵送通信費くらいで、ほぼ費用はかかりません。

金銭面での負担が非常に軽く済むのは大きなメリットです。

ただし、司法書士を介して交渉した場合と比べ、和解条件が悪くなってしまうことが多いため、将来的な返済額で比較すると、依頼費用と差し引きしてマイナスになることもあります。

任意整理を自分で行うデメリット

取り立てが止まらない

司法書士に依頼した場合と違い、業者からの取り立ては手続き中も続きます。取り立てが続き精神的に安心できないまま手続きに必要な準備を行うのは大変です。

また、督促状や電話などから家族や周囲の人に借金が知られてしまうリスクも増えてしますます。

司法書士に依頼した場合、手続きが終わるまで業者から債務者に連絡が来ることは一切なくなります

また、当事務所ですと依頼者様への連絡はご要望に応じて郵便局留めや事務所名を伏せることも行っておりますので、家族に知られてしまうリスク格段に減らすことが可能です。

過払金を見落としやすい

過払い金の引き直し計算は慣れていないと、誤りや見落としが起こりやすい部分です。見落としていたとしても、業者のほうから指摘してくることはまずありません。

 

実は発生していた過払い金に気づかず、損をしてしまう恐れもあります。

書面の作成、業者の連絡に時間がかかる

慣れない書類作りは時間手間もかかります。

また、業者によっては専門家以外からの交渉は応じなかったり、わざと時間をかけてきたりすることがありますので、根気強い連絡が必要になります。

良い和解条件を組めない可能性が高い

ほとんどの場合、司法書士等の専門家を介したほうが、過払い金返還・将来利息カット・遅延損害金カット・分割回数の組みなおしといった条件の良い和解案で応じてもらえます。

 

業者も多くの交渉を行ってきていますから、経験が豊富な専門家に任せられるというのは大きな安心につながります。

まとめ

任意整理は自分で行うとほぼ費用をかけずに完了することが可能ですが、その分手間や時間がかかり、和解条件も難しくなることが多いです。

実際に、任意整理を自分で行う方はほとんどいらっしゃいません。

 

当事務所は債務整理の豊富な経験があり、債務整理のご相談は何度でも無料でお受けしています。まずは無料相談をしていただき、その上でご判断されてみてはいかがでしょうか。

任意整理を検討されている方は、ぜひ習志野市の津田沼・千葉債務整理相談室(運営:LEGALMOT(リーガルモット)司法書士事務所)へご相談ください。

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