アイフルとの
債務整理の交渉状況
【2022年最新版】

・アイフルとは

・アイフルとの任意整理・過払請求

・アイフルとの交渉の注意点

・まとめ

アイフルの任意整理の対応は、協力的で良いです。

借入期間が短くない限り、原則将来利息の全額カットが可能です。

もっとも、経過利息と遅延損害金のカットはほぼ不可能です。

他方、過払請求の対応は、厳しく、返還金額は低めです。

アイフルとの将来利息のカットは、原則、将来利息の全額カットが可能です。

（もっとも、借入期間がおよそ１年未満の場合、将来利息が一部つく、長期分割が組めないなど、交渉条件がかなり難しくなる傾向にあります。）

１年未満の場合、４～１０％の将来利息の付与を要求してくることがあります。

将来利息については、

経過利息、遅延損害金のカットはほぼ不可能で、和解日までの利息を要求されます。

アイフルと任意整理した場合、借入期間の長さによって和解状況が異なります。

５年以上取引がある場合、原則、６０回分割が可能ですが、

５年未満の場合、６０回分割も応じない旨の主張をする傾向にあります。

１年未満の場合、長期分割はほぼ不可能です。

アイフルは、過払請求への対応は応じてくれるものの、金額を下げるための様々な法的な主張をし、極力低い金額で和解案を提示してきます。最初の和解案では、５割以下を提示してくることも珍しくありません。

およそ請求額の６割以下であれば交渉のみで（＝裁判をせずに）返還してもらえる傾向にあります。

※請求額が少額の場合、さらに高額な返金をしてくれることもあります。

裁判をした場合、勝訴判決まで取れば、ほぼ１００％の回収が可能です。

勝訴判決まで取らないと、利息分の請求は応じてこないことがあります。

・アイフルについては、2007年（平成19年8月1日）以前のキャッシング分

につき、過払金が発生している可能性があります。

アイフルは、任意整理について応じてくれないことはないものの、借入期間が短いと、交渉が厳しくなります。

長期分割が組めないことに加え、最近では将来利息も一部（４～１０％程度）要求する傾向にあるため、要注意です。