アコムとの
債務整理の交渉状況
【2022年最新版】

・アコムとは

・アコムとの任意整理・過払請求

・アコムとの交渉の注意点

・まとめ

アコムの任意整理の対応は、令和２年（2020年）頃より厳しい状況です。

従前はそこまで厳しい交渉状況ではなかったのですが、近年は任意整理の和解交渉が難航する業者トップ３に入るほど難しくなっております。

他方、過払請求の対応は、裁判手続を経ないと高額な返還は難しいものの、返還されるまでの期間、返還金額はともに比較的良い業者です。

アコムとの将来利息のカットは、借入期間の長さによって対応が異なります。

原則、将来利息の全額カットが可能ですが、借入期間がおよそ1年未満の場合、将来利息が一部カットできない場合（例えば、利息が１８％から５％に減少できるが、０％にはできない等）があります。

アコムと任意整理した場合、借入期間の長さによって和解状況が異なります。

原則、６０回分割は難しく、利用実績がおよそ３年以上ある場合、最大４８回となります。

６０回分割の和解ができることもありますが、かなり難しいです。

３年未満の場合、借入期間の分割回数になるイメージとなります。

具体的には、１年だと１２回分割、２年だと２４回分割、３年だと３６回分割です。

アコムは、過払請求への対応は比較的良く、およそ請求額の７、８割を交渉のみで（＝裁判をせずに）返還してもらえる傾向にあります。

・アコムについては、2007年（平成19年6月17日）以前のキャッシング分

につき、過払金が発生している可能性があります。

アコムは（36.5％→32.85％→29.2％→28.47％→18％）と段階的に金利を下げているため、昔の借り入れになるほど過払金が高額になる傾向にあります。

過払請求は、「完済してから」行うと信用情報に影響がありません。

ところが、DCキャッシュワンから借り入れをしている方は、その分の借り入れも完済してからでないと、アコムの借り入れカード分を完済していたとしても、完済扱いにならないため、注意が必要です。

信用情報に影響が出ないようにするため、DCキャッシュワンから借り入れしている方は気をつけましょう。