三菱ＵＦＪニコスとの
債務整理の交渉状況
【2022年最新版】

・三菱ＵＦＪニコス（ニコスカード）とは

・三菱ＵＦＪニコスとの任意整理・過払請求

・三菱ＵＦＪニコスとの交渉の注意点

・まとめ

三菱ＵＦＪニコスの任意整理の対応は、協力的でかなり良いです。

交渉に苦労することもほとんどございません。

借金の額によっては、100回以上の分割支払いに応じてくれる数少ない会社です。

また、遅延損害金や将来利息のカットにも応じてくれる可能性が高く、支払いの総額を大きく減額することも可能です。

過払請求の対応も良いです。

平成19年以前からキャッシングを行っていた場合は、過払い金が発生している可能性が高いです。NICOSカードの前身である「日本信販カード」でも同様です。

過払い金の返還で残債を相殺できる可能性をありますので、平成19年以前にニコスからキャッシングを行っていた場合は、一度調査をすることをお勧めします。

このように、時間はかかっても、ニコスとの債務整理の交渉を行うメリットは十分にあると言えるでしょう。

三菱ＵＦＪニコスとの将来利息のカットは、原則、将来利息の全額カットが可能です。

経過利息についても、和解日までの全額カットができる可能性が高いです。

三菱ＵＦＪニコスと任意整理した場合、長期分割ができる可能性が高いです。

原則、６０回分割が可能です。

任意整理で分割払いの再設定を行った場合、100万円以下の借金であれば、原則60回払いまで分割に応じてくれます。

さらに、金額が100万円を超えていて収入等の事情により支払いが苦しい場合、最長120回まで引き延ばしてくれる場合もあります。

三菱ＵＦＪニコスは、過払請求に対して、裁判をしなくても７割程度の返金をしてくれる可能性があります。

あまり裁判までしなくても高額返金ができる印象があります。

裁判をした場合、満額に近い金額で和解が可能です。

・三菱ＵＦＪニコスについては、

2007年以前のキャッシング分

につき、過払金が発生している可能性があります。

ただ、債務整理の手続きを開始すると、司法書士から債権者に対し取引履歴の請求を行うのですが、この履歴を請求してから受け取るまでに２，３カ月ほどの時間がかかることが多いです。

手続き終了時も、和解契約書の取り交わしに時間を要することがあります。

ニコスとの任意整理の交渉は他社と比べて時間がかかると思っておいた方が良いでしょう。